冷やし中華

具材はなんでも。とまと、新玉ねぎ、絹さや、しいたけ、きくらげ、もやし…。多ければ多いほど楽しめます。
料理について
料理とかレシピとは何かについて、ときどき考えたりします。料理を作りたいと思った時に一体何をしたら作れるようになるんでしょうか。自分のことを思い返してみれば、私はただただ食いしん坊な子供だったので、美味しいものを食べたり、美味しそうなものを眺めたりすることが好きだった用に思います。それで子供ながらにNHKの料理番組を見たり、母親のごはんの支度を手伝いながら料理しているところを見たりしていたのですが、ただそれだけで料理ができるようになったかというとやはりそうとは思えません。
最初の頃はただ焼くだけだったり、揚げるだけだったり、混ぜるだけだったりしでした。とくに何も考えずに何かを作って食べて、おいしいとかまずいとか思っていただけです。難しいことをいうと、きっとそれは料理ではないと思います。料理は理(ことわり)を料ることと魯山人さんや山本征治さんは言います。普通の人にそんな難しいことは必要ないと思うかもしれませんが、料理とは何かを正しく理解できれば、普通の人にもっと簡単に料理というものを伝えられるような気がするのです。毎日のことですから少しでも楽しく過ごせるようにもう少し考えていたいです。つづく
作り方
冷やし中華はやっぱりしっかり冷やしてさっぱり食べるのがいいですよね。麺だけでなくタレや具材もしっかり冷やすのがいいと思います。まずは鰹だしを一〇〇ccくらいの冷水で濃いめに溶いて、冷凍庫でキンキンに冷やしておきます。次に薄焼き卵を作ります。あまり強火にせず少しじっくり焼くとキレイな黄色に焼けます。しっかりと冷ましてから細切りにして冷やしておきます。きゅうりは斜めに輪切りにし、細切りにして冷やしておきます。焼き豚も同じように細切りにします。中華麺を茹でて流水でしっかりとしめて水をきり、少量のごま油を絡めて皿に盛ります。だし汁に胡麻ドレッシングと酢、ごま油を加えて混ぜあわせ、具材を盛りつけたところに回しかければ完成です。
材料(二人分)
- 中華麺
- 二玉
- 焼き豚
- 六枚程度
- 卵
- 一個
- きゅうり
- 一本
- 顆粒鰹だし
- 小さじ二杯
- 胡麻ドレッシング
- 大さじ五杯
- 酢
- 小さじ一杯
- ごま油
- 適量