四種の葉っぱの白和え
四つを楽しむおかず
ちょっと前までは野菜の値段がちょっと高かったりして、特に葉物野菜は手を出しづらい感じだったりしました。まだときどき寒い日はありますが、ようやく野菜の値段も安くなってきたりして嬉しい限りです。菜の花とか春キャベツとかこれからって感じですね。
実家ではよく母親がほうれん草の白和えを作ってくれたので、白和えとはそういうものだと思っていたのですが、いろんな味の白和えがあるんだなぁと、ここ2年くらいで思ったりしています。実家のほうれん草の白和えは砂糖が入った甘い味付けでしたが、最近ではダシをきかせた白和えを作ることが多いです。ほうれん草や小松菜は火を通して軽い塩味とともに食べれば、ほのかに甘みが感じられるので、それを楽しむのが好きだったりします。
何かの料理番組でいろんな種類の葉物野菜を使って白和えを作っていて、おもしろそうと思い、今回は4種類の葉物野菜を組み合わせてみました。水菜と三つ葉、春菊とほうれん草です。三つ葉と春菊の香りに、水菜のシャキシャキとした食感、ほうれん草の甘みが感じられる楽しい白和えです。
つくりかた
水切りしたとうふと調味料をボールにいれて、スプーンの背を使ってすりつぶすように混ぜます。なめらかな感じになるまで混ぜると良いかなと思います。
葉野菜はアクのない順番に軽く茹でていきます。沸騰した鍋に塩を入れて水菜、三つ葉、春菊ほうれん草の順番でそれぞれ一〇〜二〇秒くらいずつ茹でて、ざるにあげていきます。茹でた葉野菜は絞るようにしてよく水気を切ってください。じゃないと水っぽくなってしまいます。水気が切れたら、先ほどのとうふの中に加えて、和えれば出来上がりです。おこのみでごまを少しかけたり、案外粒コショウをかけても酒の肴に美味しいのかも。
材料(二人分)
- 三つ葉
- 一束
- 水菜
- 一株
- 春菊
- 半束
- ほうれん草
- 半束
- とうふ
- 三分の一丁
- 白味噌
- 大さじ二分の一杯
- 粉末かつおだし
- 小さじ一杯
- すりゴマ
- 大さじ二杯
- 塩麹
- 小さじ一杯弱