くらげごはん。

くだくらげの食と料理の記憶をつづる

なすと豆腐のみそ汁

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味噌汁の具はいろいろと楽しめるものですが、豆腐か生わかめは入れたいところですね。三陸産の生わかめを使ったみそ汁は格別でした。

明日死ぬとしたら

ときどき「明日死ぬとしたら何を食べたい?」と聞くものがあるけれど、あれはやめていただきたい。非常に迷ってしまうからです。何もそこまで真剣に考えなくても良いと思うのですが、せっかくだからとあれやこれや考えてしまいます。あるときからはほとんどの場合「みそ汁」と答えることにしています。なんだかんだ言ってみそ汁が大好きなんですよ。家での夕飯にものすごく美味しそうなおかずが揃っていても、みそ汁がないとやっぱりもの足りないのです。そういう時は即席でも良いから汁物を用意します。

三河地方の出身者としては岡崎の赤味噌一筋に素晴らしさを伝えたいところではありますが、京都に住んで2年でまったく白味噌に染まってしまいました。基本の出汁をしっかりとって作る場合には、角のとれた丸い味わいの白味噌が非常に合うように感じます。それでもときどき赤味噌が恋しくなるときはあります。そういう時には味噌煮込みうどんが良いですね。昼食・夕食で母親もよく作ってくれましたし、少し濃いめの汁をすーっとすすって一息。どっしりと落ち着けるといいますか、安心してひとときを忘れられるような、そんな気持ちになれるのです。

作り方

沸騰した出汁に小さく切ったなすと豆腐を加えて、豆腐にすが入らないように静かに火を通します。火が通ったら昆布茶と白味噌を溶いて加え、一煮立ちしたら火を止めます。お椀に入れて細く刻んだ青しそを散らせば完成です

なんてことはない作り方ですが、出汁をしっかり丁寧にとると素晴らしくおいしくできます。即席の出汁の場合でも、昆布茶を加えることで新たな旨味が重なって良いように思います。なすのみそ汁といえば、焼きなすを使ったみそ汁が今までで一番印象深いです。手間がかけられるなら一度試していただきたいと思う程おいしいです。その場合焼きなすは一口サイズに切った上で先にお椀にもっておき、そこにみそ汁を静かに注ぐようにするのが良いと思います。

材料(二人分)

なす
半分
豆腐
三分の1丁
白味噌
大さじ1杯弱
出汁
三カップ
青しそ
少々
昆布茶
小さじ一杯