なすとトマトの冷製パスタ
塩だけで野菜の甘味がしっかり伝わってきておいしいです。なすは焼いて塩をふるだけでおいしいので、ついつまみ食いしてしまいます。
トマトのソース
新鮮な生のトマトを使ったソースが好きです。トマトケチャップという便利なものもありますが、ケチャップには余計なものが入りすぎていて、トマトの味や香りがあまり感じられないように思います。トマトはすでにそれ自体でおいしいソースのようなものですから、あとは少し塩味をきかせてあげればとっても美味しくいただけます。
トマトにもいろいろと種類がありますが、場合に応じてうまく使い分けることが大切だと思います。今回のようにパスタでほぼ生でいただくような場合には、少し糖度の高いものもいいでしょう。さっぱりいただきたいという場合には一般的なトマトも良いと思います。ただ、どちらの場合も皮を湯剥きするのと種を取り除くのだけは欠かせずやると良いように思います。皮があるとどうしても食感が気になってしまうし、種は余分な酸味やえぐ味の原因になってしまいます。シンプルな味付けだからこそシンプルな味を表現できるように手間を惜しまないことが大切です。ミートソースのように煮込む場合には一緒でもいいのかと思います。皮や種の部分も美味しさの要素が詰まっていて…というか、ただもったいないと思ってしまうからですね。
作り方
トマトは湯剥きしてから四等分くらいに切り、スプーンなどで中の種を取り除きます。すべて取り除いたら一センチ角ぐらいのサイズに切ってボールに移します。そこにみじん切りにしたにんにくとオリーブオイル、バジル、塩を少々加え和えて、基本のケッカソースを作り冷蔵庫で冷やしておきます。なすは一口サイズの乱切りにしてオリーブオイルを少し敷いたフライパンで焼き目が付く程度に焼きます。これも粗熱をとって冷蔵庫で冷やしておきます。パスタは細めのカッペリーニがいいですが写真は一般的なサイズのものです。しっかり味がつくくらいの塩加減で茹でて、冷水で冷まし水気を切ったらケッカーソースのボールに入れてよく和えます。器に盛りつけて焼きなすをのせたら完成です。
材料(二人分)
- トマト
- 一個
- なす
- 一本
- にんにく
- 四分の一片程度
- オリーブオイル
- 大さじ三杯
- バジル
- 適量
- 塩
- 適量
- パスタ
- 二人分