くらげごはん。

くだくらげの食と料理の記憶をつづる

鶏つくねの照り焼き

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大葉は家のベランダで育てています。種をまいてから一ヶ月以上、今や食べろと言わんばかりに大きくなります。

即興ごはん

鶏むね肉は必ず家の冷凍庫に入っているので、このブログでも何度も登場しています。安いときに買って冷凍しておいたのを解凍していつも調理しているわけです。あるとき解凍しておいたのをすっかり忘れていて、だいぶ常温にさらされていたのでどうしたものかと考えました。いつもなら塩麹につけて炒めたりするのですが、早めに食べたほうが良いし…ということで鶏つくねを作ったのでした。即興の割に美味しく出来ました。

作り方

フードプロセッサーにぶつ切りにした鶏むね肉を入れてミンチにします。ほんのちょっと水を入れて作るとジューシーに作りやすいかも。ミンチにした鶏肉に卵白とみじん切りにした玉ねぎ、ごま、それから塩をひとつまみ入れてよく練って合わせます。フライパンにサラダ油を少し引いて温めたら、少し火を弱くして合わせたミンチを丸いつくね状にして並べていきます。火を弱くしておくと焦らずつくねを作れます。すべて並べて火を元の強さに戻したら日本酒を振りかけて蓋をし、蒸し焼きにします。焼き目を見て一〜二分くらいしたら裏返し、反対側にも軽く焼き目をつけます。その間に砂糖、みりん、醤油を混ぜあわせて用意しておきます。両面に焼き目がついたら、合わせ調味料をまわしかけて少しとろっとするくらいまで煮詰めます。つくねを裏返したりしながらタレに絡めます。お皿に大葉を敷いてその上に盛りつけたらできあがりです。

つくねを作るときに余った卵の黄身の方をつけながら食べるとまったり美味しいですね。こってりした味なので途中大葉でくるんでさっぱり食べるのもよし、山椒をふったり、すりごまや柚子胡椒をかけて食べるのもまた良いです。つくねは焼き過ぎるとぱさついた食感になってしまうので注意です。焼く前に小麦粉をまぶして焼くとタレにもよく絡んで、よりジューシーに仕上がるかもしれませんね。

材料(二人分)

鶏むね肉
一枚
たまねぎ
四分の一個
ごま
大さじ一杯
ひとつまみ
一個
砂糖
大さじ一杯
醤油
大さじ二杯
みりん
大さじ四杯
大さじ一杯
大葉
二枚