くらげごはん。

くだくらげの食と料理の記憶をつづる

とうふの甘辛煮

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いっぺんにたくさん作っておけば三日間くらいはおかずにできそうな料理。美味しくていつもすぐに食べきってしまうのですが。

おかずのとうふ

少し高いけれど美味しい豆腐は好きです。京都に来てからは一丁33円の安い豆腐しか食べていませんがたまには美味しい豆腐も食べたいなと最近は思います。でも京都のおいしい豆腐情報は今のところないので、いろいろ調べるところからになりそうです。冷奴はやっぱりおいしい豆腐でまずはそのまま、次に塩で、次においしい醤油でいただきたいですね。ベランダでしそやオクラを育てているので、刻んでおかかをふりかけるのもありです。みょうがものせたいですね。

安い豆腐でも煮たり焼いたりすれば美味しく食べられるので、私はもっぱらそっちばかりです。豆腐ステーキにするならしっかり水気を切って、小麦粉をまぶして、ちょっと多めの油でカリッと揚げ焼きにするのがおいしいです。カリッと照り焼き豆腐ステーキですね。

カツオだしで甘辛く炊くのはよく母親が作っていました。具は鰹節と豆腐しか入っていませんが、それでもごはんのおかずになる隠れ定番メニューだったのかもしれません。作りたてももちろんおいしいですが翌日食べるとまた味が染みていて、それもそれでおいしいんです。

作り方

とうふは一口サイズに切って鍋に入れます。だし汁と薄口しょうゆ、砂糖を鍋に入れて火にかけます。調味料は弱火でじっくり煮詰めるようにのんびり煮ます。火が強いととうふが煮崩れしてしまうので気をつけます。ある程度煮詰まってきたら火を止めて煮冷ましします。一度冷ますことでとうふにしっかりと味が染み込みます。少し置いてもう一度あたためたら追い鰹をして、仕上げにもう一度かつお節をふりかけてできあがりです。お好みでねぎなどの薬味を加えても良いと思います。とうふは絹ごし豆腐で作るのが個人的な好みです。滑らかな口当たりとしっかりきかせたかつお節の風味が上品で良いです。

材料(一〜二人分)

とうふ
一丁
だし汁
カップ
薄口しょうゆ
大さじ一杯
砂糖
大さじ一杯と半分
かつお
適量