ホタルイカの甘辛煮
今年は去年より収穫量が少なくて悔しかったです。来年はもっともっと情報を集めて大漁日を狙って行きたいです。
ホタルイカにかける春
少し前に書きましたが、もう少しホタルイカについて書いてみようと思います。
ホタルイカを捕りに行くようになったのは、もともとはついででした。最初はホタルイカの身投げという幻想的な浜辺の写真を撮ろうと友人と出かけたのがきっかけでした。ついでに捕まえて美味しくいただけたら良いねと言っていました。最初に行ったときは幻想的な風景が見られるどころか、一匹捕まえるのがやっとという状況で悔しい気持ちだけが残りました。その日の帰っている車中から、次なるホタルイカ捕獲作戦を話し合い、その次の日には道具を買い揃えました。そのおかげもあってか、2回目に行ったときは運良く大漁で、ひたすら網を入れてはあげるという作業の体力勝負でした。
結局、浜辺がホタルイカの青い色で染まる幻想的な風景にはまだお目にかかれていないのですが、いつかは撮影したいと思っています。ホタルイカの身投げは毎年春で、三月ぐらいになると友人と「今年のホタルイカはどうする?」という作戦会議をしています。ただ自然相手なのでどんなに準備しても全く捕れないという事も多く、それも一つの楽しみ方かなと思います。
作り方
ホタルイカは目玉とクチバシをつまんで取り除いておきます。鍋にしょうゆ・みりん・砂糖・水・しょうがを入れて沸騰させます。沸騰したらホタルイカを入れてもう一度沸騰したら弱火にして静かに煮ます。五分くらい弱火で煮たら、火から離して常温で冷ましそのまま少し置いておくと味がよくしみます。仕上げに浅葱などを刻んで散らせば出来上がり。
ホタルイカは煮過ぎると足と胴体が分離してバラバラになっていってしまうので、煮過ぎないのが良いかと思います。写真のはちょっと濃く味付けしてしまいましたが、薄味でふっくら仕上げても良いかなとおもいます。まぁどちらもお酒のあてにはぴったりですけどね。
材料(二〜三人分)
- ホタルイカ
- 一五匹程度
- しょうが
- 一枚
- ねぎ
- 適量
- しょうゆ
- 大さじ二杯
- みりん
- 大さじ二杯
- 砂糖
- 大さじ一杯
- 水
- 一〇〇ml