くらげごはん。

くだくらげの食と料理の記憶をつづる

そばむぎごはん

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友達からもらったあさりの志ぐれ煮とみそ汁をつけて、質素だけど味わいのある朝食になりました。そば・むぎ・ごまで香ばしさに溢れてます。

よく噛んで食べる

随分まえのことですが、ウェブでモノを書くことを始めた頃、私的な「おいしい」研究記録というのを書いていました。日々食べることに関する身近な発見や気づきを書いていました。久しぶりに読み返したりしてみて、その中のよく噛んで食べるという項で、そう言えばこんなこと書いていたなぁと思ったのでした。

『よく噛むということは、その間手をとめて味わうことに集中します。あと、料理や食材について考える時間もできるでしょう。もちろん消化にもよくて、適度に食欲も抑制されます。仕事や遊びよりも「食事」に時間をかける生活をしてみてはどうだろうか?』

食べるときはできるだけ噛むことを意識しています。食べ過ぎたりしないようにですね。家でごはんを炊くときは大概むぎごはんです。子供の頃は学校給食でたまにむぎごはんが出ていましたが、個人的にはコレが大好きでした。むぎごはんは噛むことを意識するのにも良いように思います。むぎはプチプチと弾力のある触感で、ひと粒ひと粒よく噛んで食べるのが楽しくなります。むぎの香ばしい味わいも大好きなので、家に押し麦は欠かせず、常備しています。

つくりかた

つくりかたと言っても、炊飯器で炊くだけなのですが。今回は家に韃靼蕎麦茶があったのでそれも一緒に炊き込んでみました。韃靼蕎麦茶も香ばしくて大好きなのですが、お茶を入れた後の残った蕎麦の実がなんとなくもったいなく感じてしまうのです。なので今回はそのまま食べてしまおうと思ったのです。

それから塩麹を作っていて、ごはんを炊くときに少し入れると美味しいですよと聞いたので試してみました。いろいろ盛りこんでしまいましたが、香ばしくて美味しく炊きあがりました。水の量は硬さのお好みに合わせて調整してください。

材料(二〜三人分)

二合
押し麦
半合
韃靼蕎麦
大さじ二杯
ごま
大さじ一杯程度
塩麹
小さじ二杯
三合分弱